ごあいさつ

株式会社畑楽
代表 内藤靖人
畑楽代表の内藤です。震災ボランティアをきっかけに埼玉県から宮城県山元町へ移住し、未経験分野である農業の世界に飛び込みました。
畑楽は2019年にできたばかりの農園です。「畑で楽しく働く」という意味を込めて名前を付けました。
私たちが耕しているのは、2011年の東日本大震災で発生した津波で浸水した土地です。当初は塩害により植物が育たない地域でしたが、数年にわたる復旧・復興活動を通して、様々な農作物が収穫できるようになりました。現在は、さつまいもの栽培に力を入れています。
農業を通じて、山元町の魅力を外部に発信していければと思います。
まだ小さな農園ですが、どうぞよろしくお願いします!

畑楽の焼き芋ができるまで
畑楽はサツマイモ栽培に力を入れています。手間暇かけ育て、じっくりと熟成させたサツマイモを焼き芋にして販売しています。現在は、毎週火・水、金・土・日曜日の9:30~15:00頃まで、山元町農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」にて販売しています。
手作業での植え付け
宮城県山元町の沿岸部に広がる砂地の畑で育てています。
砂地は水はけがよく、甘いさつまいもが育ちます。
毎年、5月後半から苗の植え付けが始まります。
苗は1本、1本、手作業で植えています。


べにはるか
さつまいもと聞いて、どんな味や食感を想像するでしょうか?
ホクホクのイメージが強いと思いますが、畑楽で育てている「べにはるか」という品種はしっとりとした滑らかな食感のさつまいもです。そして、お菓子を食べているような甘みが特徴です。


ひと手間かける
10月の中頃にさつまいもの収穫を行います。
しかし、収穫直後の「べにはるか」は甘みが少なく、しっとりもしていません。じゃがいものような味と食感です。
実は、さつまいもは収穫後に12度前後で熟成させることで甘みが格段に増加します。熟成には最低でも2か月かかるので、12月の後半から非常に甘いさつまいもを食べることができます。
ひと手間かけて熟成させたものを厳選して焼いています。

1日置いても美味しい!
焼きいもは、焼き立ての熱々が一番美味しい?
もちろん、それも美味しいのですが、実はべにはるかの焼いもは1~3日ほど涼しい場所で寝かせても美味しいです。ただ置いておくだけで皮から蜜が出てきます。味はいも羊羹のようで、冷えたままでも十分美味しく食べることができます。


アクセス
車でお越しの場合
山元ICから約10分
電車でお越しの場合
JR常磐線山下駅から徒歩で約40分